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九鬼みずほ:置物の存在 絵画とのあいだ
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2013年 12月 25日

九鬼みずほ:置物の存在 絵画とのあいだ

KUNST ARZT では、九鬼みずほの初個展を開催します。 九鬼みずほは、置物という風習、慣習に着目し、人とモノとの関係性を考察する表現を展開してきました。「ただの置物」を既製品の人形ケースなどを使って展示する試みや街なかに設置する企ての他、それをモチーフに絵画化することによって絵画の問題へも言及し、改めて見るモノとして提示してきました。 本展では、メインルームが、これまでの置物の探求を通して、多様性を備えつつも何か共通する独特の形態と原色を多用したカラフルな色彩の「ただの置物」が整然と並んだ一大コレクションルームとなります。ご注目頂ければ幸いです。(KUNST ARZT 岡本光博)

[作家コメント]
ここにあるのは、ただの置物。
置いて並べて眺める。
彫刻にも工芸品にもなることの出来ない、ただの置物を絵画へと位置づける。
置く、見る、その「ただの置物」と言われる存在の魅力を作りたい。

[作家プロフィール]
九鬼みずほ
1989 和歌山県生まれ
京都市立芸術大学 大学院 絵画専攻 油画 在籍中

展覧会履歴
2012  京都市立芸術大学作品展 / 京都市美術館
2012 トーキョーワンダーウォール2012入選作品展 / 東京都現代美術館
2013 京都市立芸術大学作品展 / 京都市立芸術大学 学内展

全文提供:KUNST ARZT


会期:2014年2月11日(火)~2014年2月16日(日)
時間:12:00ー19:00
休日:月
会場:KUNST ARZT

最終更新 2014年 2月 11日
 

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