［作家コメント］
「re collection」作家ステートメント

祖母が持ちネタのように 繰り返し話すエピソードを聞くうちに
何度も語られることの意味について考えるようになりました。

限られた記憶しか覚えておくことの出来ない私たちにとって
どんな記憶を残していくかの選択は
その人の人生や生き方と 深く繋がっているように感じます。

人生を終える前に 幸せな人生だったと思うには
そうした選択された（した）記憶を
貯めていくことが大切なのではないでしょうか

キリコ

［作家プロフィール］
キリコ

1978 京都生まれ
2005 結婚
2008 離婚
2009 写真表現大学研究生コース修了
現在、宝塚メディア図書館で働きながら、写真や映像を使った作家活動を続けている。

賞歴
2009 第32回キヤノン写真新世紀 佳作（荒木経惟 選）
2009 箕面ムービー大賞グランプリノミネート
2010 ミオ写真奨励賞2010入選
個展
2010 「旦那 is ニート」（Port Gallery T/大阪）
2010 「旦那 is ニート」（企画ギャラリー・明るい部屋/東京）
2011 「フラストレーション」（Port Gallery T/大阪）
2012 ギャラリープログラム「vewing_02 キリコ」（Port Gallery T/大阪）
2013 「もの と ことば のポートレイト」（たんぽぽの家 HANA/奈良）
2013 「もの と ことば のポートレイト」（A/A gallery／東京）
主なグループ展
2009 キヤノン写真新世紀 東京展（東京都写真美術館/東京）
2010 PORTFORIO EXHIBITHON vol.2（Bloom Gallery/大阪）
2010 キヤノン写真新世紀 大阪展（アートコートギャラリー/大阪）
2010 ZINE＋（ブルームギャラリー/大阪）
2010 DOOR to DOOR 2010（Port Gallery T/大阪）
2011 ミオ写真奨励賞作品展（天王寺ミオ・ミオホール/大阪）
2011 スクリーン・ギャラリーの可能性（京都シネマ/京都）
2011 NARA映像コテンパンダン展（正木邸／奈良）
2012 冬の引き出し（Port Gallery T/大阪）
2013 奈良県障害者芸術祭 HAPPY SPOT NARA 参加（奈良県文化会館／奈良）

関連催事：
B1ゼミ＿対話Vol.4「女性の生き方とアート ～恋愛・わたし・作品～」
日時：12月25日（水・クリスマスデイ）18:00～19:30
企画：キリコ（出展アーティスト）
ゲスト：竹内万里子氏（批評家）
参加費：1,000円（お飲物・スイーツをご用意します／要予約）

「作品」と「見る人」の「あいだ」では何かが起きていると仮定し、その「あいだ」でのことをひとまず「対話」と名付け、作品世界を自由な視点から大いに語る。そんな催事をギャラリーのディレクターが話し手となり続けてきました。が、いや、これは若いアーティストや研究者の卵たちが企画するのが面白いのでは！と思い至り、フレッシュに再スタートします。今回の企画はキリコ。テーマは「女性の生き方とアート ～恋愛・わたし・作品～」です。ゲストに批評家の竹内万里子さんをお招きします。
クリスマスの夜、どのような展開が待っているでしょう。僕も若干ドキドキです。ぜひ一緒にお過ごしください。ご参加お待ちしています。
天野憲一（写真家／B1ゼミ主宰）

レセプション：12月9日（月）17時より ※ご自由にご来場ください