展覧会
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執筆: 記事中参照
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公開日: 2010年 12月 20日 |
作家コメント 私がよく木枠のための木を注文する材木屋さんが、角材などを切り落とした後のどうにもならないわずかな残りの断片を「ごもく」と呼んでいました。 要するに「ごみ」を言い表す言葉なのですが、不思議な趣があり、いつの間にか私の頭の中に居座り、根をおろしました。 最近、絵の中に一つの像のみを描く事から、幾つかの関係のない像が重なり合ってできた色や形や質を利用して絵を描く事に移行しつつあります。画面にならべられた脈絡のない複数の像を繋いだり削ったり括ったりしながら画面を作っていきます。 ならべられた像の断片から画面が出来て行くその行程と、先ほどの材木屋さんの話を結びつけてできたことばが「ごもくならべ」というわけです。
水田寛 / HIROSHI MIZUTA 1982 大阪府生まれ 2006 京都市立芸術大学美術学部卒業 2008 京都市立芸術大学大学院美術研究科修了
個展 2007 石田大成社ホール/京都 2008 水田寛展「かくれんぼ」アートコートギャラリー/大阪 2010 水田寛展「ふるさと」アートコートギャラリー/大阪
グループ展 2007 new generation:層の奏で -Playing in Layers-(アートコートギャラリー仮スペース/大阪) 2008 是が非の絵画(大和プレスビューイングルーム/広島) 2009 4 つのアトリエ *オープンスタジオ(桂スタジオ/京都)、PICA 3(アートコートギャラリー/大阪) 2010 MOT アニュアル2010「装飾」(東京都現代美術館)、京芸 Transmit Program#1 きょう・せい(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA/ 京都)
※全文提供: ギャラリー恵風
会期: 2011年1月11日(火)-2011年1月23日(日)※1月17日(月)休廊 会場: ギャラリー恵風
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最終更新 2011年 1月 11日 |