田中広幸:暗号 |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2010年 11月 18日 |
1980年代より個展を中心に発表している、1996年頃から作品に「本」を使うようになった。言葉は私たちの思考を、どこまでも規定し、発せられた言葉や印刷された文字も、意図から離れて様々に解される。そして、かりそめの形で結晶化しつつも、その時々で、次々と変化を繰り返すだろう。その中で、手探りしながら世界と接しようとしているのが、実は私たちの姿なのではないだろうか、と話す田中広幸。「文字」「言葉」そのものへの興味から制作を続けている。 会場には本のページを切り、ずらしながら貼り重ねたカード状の作品約700枚本に直接、ドローイングした作品、本の表紙に、中にある文字が連なるかたちで現れている作品、約120冊。以上のものを床面にインスタレーションする。 ※全文提供: ギャラリー16 会期: 2010年11月30日(火)-2010年12月11日(土) |
最終更新 2010年 11月 30日 |