前田真治:Countach 2012 |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2010年 10月 28日 |
前田真治は1976年神戸市に生まれ、1995年に阪神淡路大震災を体験した後、1998年に渡英。2003年にMiddlesex university B.A Fine Artを中退し、以後7年間、「美次元転移装置」の研究開発に心血を注いできました。 「我がマシンは現世の人々の理解と愛を得ねばならぬ 、ゆえ世界で最も美しいフォルムでなければならぬ、完璧な黄金比によって構成される姿、つまりエロスと幾何学の完全な融合体でなければならぬ」前田はそう考えながら無我夢中に制作に没頭していました。そして、ふと我に返った時、装置は「カウンタック」の姿で眼前に存在していました。恐らくギャラリーカウンタックの八木沢との出会いが、彼に一つの啓示的役割を果たしたのでしょう。 「行った者は誰も帰ろうとしない美次元へは、選ばれし者しか行くことは出来ない。つまり、このマシンは美しき心を持つ者以外を主人として認めることはない。選ばれし者が選ばれし日に乗る事で、加速し、昇華する」と作家は語ります。 そのため、このマシンは販売はいたしません。我こそはと名乗りを上げられた方の、魂を感じられる「物」もしくは「事」と引換に、このマシンをお譲り致します(注意2)。 ■マシンの概要(現実世界での理論値) ※全文提供: Time Out Café & Diner 会期: 2010年11月24日(水)-2010年12月29日(水)13:00-22:00 *初日のみ19:00-22:00 |
最終更新 2010年 11月 24日 |