展覧会
|
執筆: 記事中参照
|
公開日: 2017年 11月 01日 |
- もっと世界を踊りたい。広い世界を泳ぎたい、太古の魚のように。 自分の身体がそこに存在すること。自分をそこに出現させたい宇宙がある。 こんな星があった、今は燃え尽きたけれど。そのとき自分は、何と星を語ろう。- 自分はどこから来て、どこへ行こうとしているのか。その問いとして蓬生ゆりが最初に取り組んだ表現は、自分自身の身体を画面へと直接に触れさせる事でした。ダンスを踊る足裏を画面に刻むことから始まり、やがて身体全体の動きを2次元に落とし込む行為へと進みます。そこで立ち現れるのは自己のみならず、その周囲に無限に広がる自己ならざるものとの関係としての絵画であり、自分は何者であるのかと言う問いが、同時にこの世界の全てを問う事にならざるをえないという事実の発見へと導かれていきます。
http://galleryk.la.coocan.jp/
全文提供:Gallery K
会期:2017年11月6日(月) 〜 2017年11月11日(土) 時間:11:30~19:00 土曜日~17:00 休日:日曜日 会場:Gallery K
|
最終更新 2017年 11月 06日 |