足立拓人 展 |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2011年 6月 27日 |
アーティスト集団「KNAKED(ネイキッド)」を率いる足立拓人による初個展 足立と中澤英史が中心となって活動する「KNAKED」の軸となっているのが、フリーペーパー『comic Krow』です。月に1度のサイクルで発行し、毎号ひとりの作家をピックアップして紹介。様々なアーティストとコラボレーションし、「KNAKED」としてのグループ展や活動は数多く行っているものの、足立自身の個展は、今回が初めてです。 "最新が最高"を理想とする足立。 今回の個展では、「やるっきゃねえ!排出するっきゃねえ!」と"いつも通り"のコンセプト」で、ここ1年間で描きためたものを中心に数十点もの作品を展示します。制作スタイルを問うと、同じタッチや構図はすぐに飽きるため、自分の中で新しい描き方やモチーフを考えて、試して、完成して、続けて、また飽きる、の繰り返しだと答える足立。「試作や試験みたいな作業が多いので、1枚完成させるのに50枚のロス(無駄撃ち?)を出す事も珍しい事ではありません。燃費が悪い事が特徴です」と。 部活感覚で始めたという「KNAKED」も発足して3年目。フリーペーパー『comic Krow』では、足立はデザインを担当しています。 「発足当初と今じゃ、責任感とか全然違います。KNAKEDがきっかけで知り合った人も多いし、現在の自分を作った全部と言っても過言で無い気もします」 本能? 衝動? 欲望? ――個人の作品制作も「KNAKED」としての活動も、思いに突き動かされるがまま進んできた、足立拓人の疾走感溢れる今回の個展に、ぜひお越しください。 足立拓人/Takuto Adachi 全文提供: ソーンツリー ギャラリー 会期: 2011年6月27日(月)-2011年7月9日(土) |
最終更新 2011年 6月 27日 |