展覧会
|
執筆: カロンズネット編集
|
公開日: 2010年 7月 18日 |
塩川彩生は1978年神奈川県に生まれ、2006年に東京芸術大学修士課程を修了後した後は、東京を中心に作家活動を続けています。木版・ドローイング・ペインティングで主に作品を発表し、プリミティブな木版の手法を用いて、そこから自由に派生していく表現方法を目指しています。
本来は同一のものである月が、平行する時間と空間の中で違う様相を見せる不可思議さに作家は面白みを感じ、着目しています。 一方では、昼と夜、光と闇のように、相反関係にありながら、時間や空間という概念が加わることで一つに結びつけられている、そういった不思議な構造を持つさまざまな事象を、塩川は自然の中に感じ作品として形にし、表現しています。
本展覧会では、和紙に水彩や木版などを織り混ぜたミクストメディアによって制作された作品を展示する予定です。
塩川彩生 Ayao Shiokawa 1978年 神奈川県生まれ 2004年 多摩美術大学絵画科卒業 2006年 東京藝術大学大学院修士課程修了、五日市アーティストレジデンスに参加。 主な個展 2009 「style」代官山コレクションにてアートブースに出展(キドプレス) 2008 “鏡の中の影/Shadow in Mirror” 個展/キドプレス ・“Moving shadows” 個展/Gallery private.鎌倉 2007 “Moving Woods” 個展/ギャラリー工房親 主なグループ展 2010 “Chocolates del toro Fuchu” /LOOPHOLE 2009 “柔らかな器”(感覚の境界を行き来する6人の作家)/松の湯 2008 “Woodcut姉妹” /文房堂ギャラリー ・“TOKYO EYE05” Daimaru art gallery(協力magical art room) 受賞歴 2009 飛騨高山現代木版画トリエンナーレ 恊賛賞 2008 高知国際版画トリエンナーレ 土佐和紙賞 2005 町田市立国際版画美術館 買い上げ賞 ・第41回神奈川県美術展 特選 など パブリックコレクション 町田市立国際版画美術館、東京都あきる野市、高知県手すき和紙協同組合
※全文提供: キドプレス
会期: 2010年6月26 日(土)-2010年7月24日(土)
|
最終更新 2010年 6月 26日 |