展覧会
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執筆: カロンズネット編集
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公開日: 2010年 1月 18日 |
毎日新聞、読売新聞、朝日新聞、東京新聞、NHK、TBS,日本テレビ、フジテレビ、NHKワールド・・・で話題沸騰のダウン症の書家金澤翔子(小蘭)の小品展です。
「希望がないから育てられない」と思って、私は二十余年前、絶望の渕に生きていた。しかし、今は、あれはおかしな思い込みだったと思う。将来への希望というものは、誰に対しても幻想であり、未来のことは不明である。それなのに、知的障害者だからもう希望はない、と思い込んでいた。健常者でも障害者でも平等に一寸先は闇であり、また光明でもあり得るのに・・・・・・。翔子に悪いことをしてしまった。ダウン症であることが悲しく、胸に抱きかかえては、涙を流していた。 (かまくら春秋社刊「天使の正体」より)
このような時を経て、今、翔子は幸いに書の道を見つけ、明るく生きて居ります。多くの方に、この元気溌剌の知的障害者・翔子の姿に少しでも夢や希望を見出して頂けたらと思い、活動を続けて居ります。 金澤 泰子
※全文提供: アートコンプレックス・センター
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最終更新 2010年 1月 19日 |