岩田壮平:一期一会 |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2010年 5月 26日 |
作品との出会い、作家との出会い、お客様との出会い、画商という商売にはいくつもの出会いがあります。その一つ一つを大切に、「この一瞬を大切に思い、今出来る最高のおもてなしをしましょう」という千利休の茶道の心得にちなみ、この展覧会シリーズを「一期一会」と名付けました。 近所の庭に咲く花や、花屋の花に幼いころから惹かれていた岩田壮平(1978年名古屋市生)は、3才から華道を習いはじめました。また日本画も、幼いころから祖父の影響でとても身近な存在でした。自然にどちらも親しんできた岩田ですが、高校生の時に大きな決断をし「日本画」の道を選択しました。 2002年に金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科絵画専攻日本画を修了し、2008年に第4回東山魁夷記念 日経日本画大賞展にて入選した「花泥棒」で注目を集めました。 花が開きそして散るそのわずかな時間の生命力を、こぼれおちそうなほど瑞々しい色合いと、大胆な構図で描いています。書1点、デッサン1点、本画1点だけの岩田壮平の世界をご堪能ください。 ※全文提供: 新生堂 会期: 2010年5月26日-2010年6月5日 |
最終更新 2010年 5月 26日 |