荒川修作の「幻の」長編作品など2日間で計10本!―11月28日(土)・29(日)、東京国立近代美術館で70年代を再現する映画上映イベント |
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執筆: カロンズネット編集
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公開日: 2015年 11月 28日 |
2015年11月28日(土)・29日(日)の2日間、東京国立近代美術館(東京・竹橋)にて映画の上映会が行われる。開催中の映像作品の展覧会『Re: play 1972/2015―「映像表現 ’72」展、再演』に関連したイベントだ。
今回の上映会は、43年前の1972年10月に京都市美術館で行われた『映像表現 '72』展の関連イベント「FILM NOW 3日間の映画会」を、可能な限り再演するという試み。荒川修作が初めて監督した長編作品 『WHY NOT』(1969年)をはじめ、エクスパンデッド・シネマ(拡張映画)の先駆スタン・ヴァンダービークの 『ブレスデス』(1963年)や、松本俊夫の実験映画 『エクスタシス』(1969年)・ 『メタスティシス(新陳代謝)』(1971年)など2日間で合計10本の映画作品が上映される。
16mmフィルムの映像が地下講堂の大画面に蘇る。急に冷え込む東京の冬、70年代の熱気を感じ取るまたとない機会だ。
●日時:2015年11月28日(土)・11月29日(日)14:00~16:00(開場 13:30) ●場所:東京国立近代美術館(東京都千代田区北の丸公園3-1)講堂(地下1階) ●参加無料、申込不要(先着140名)※同展覧会の観覧券が必要(使用済み半券でも可)
●プログラム <11月28日(土)> 1. ウィルヘルム&ビルギット・ハイン 『ラフなフィルム』※16mmフィルム上映 2. 荒川修作 『WHY NOT』※DVD上映
<11月29日(日)> 1. アルド・タンベリーニ 『ブラック・TV』 2. ブルース・ベイリー 『タング』 3. スタン・ヴァンダービーク 『ブレスデス』 4. 安藤紘平 『オーマイ マザー』 5. 松本俊夫 『エクスタシス』 6. 松本俊夫 『メタスティシス(新陳代謝)』 7. 松本俊夫 『オートノミイ(自律性)』 8. 松本俊夫 『エキスパンション(拡張)』 ※すべて16mmフィルム上映
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最終更新 2015年 11月 28日 |