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人間国宝・巨匠コーナー 特集「東日本」
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2011年 5月 20日

浜田庄司《掛分釉壺》1958年
東京国立近代美術館蔵

「増田三男 清爽の彫金---そして、富本憲吉」展の併催企画として、このたびの震災で大きな被害を受けた地域に思いを馳せながら、あらためてその作品群を見つめてみたいと思います。

東北および北関東では、特色ある自然風土とともに豊かな工芸文化が育まれ、近現代の作家らは、様々な素材を駆使し、たくましくて魅力に満ちた伝統の工芸を表してきました。

コレクションの中から国内外の工芸やデザインを代表する作家の作品を展示する「人間国宝・巨匠コーナー」で、今回は重要無形文化財保持者(人間国宝、* 印)を中心に、その地域の出身や所縁のある作家の代表作品を特集します。

出品作家
(カッコ内は重要無形文化財の指定名称と出身、在住あるいは活躍した市町名)
陶磁―伊東東彦(茨城県笠間市在住)、田村耕一*(「鉄絵」、栃木県佐野市)、浜田庄司*(「民芸陶器」、栃木県益子町)、松井康成*(「練上手」、茨城県笠間市)
染織―甲田栄佑*(「精好仙台平」、宮城県仙台市)
漆工―大西勲*(「髹漆」、茨城県筑西市在住)
金工―関谷四郎*(「鍛金」、秋田県秋田市)、高橋敬典*(「茶の湯釜」、山形県山形市)、奥山峰石*(「鍛金」、山形県山形市出身)
木工―佐藤豊樵(山形県天童市)
竹工―勝城蒼鳳*(「竹工芸」、栃木県大田原市在住)、藤沼昇(栃木県大田原市在住)

※全文提供: 東京国立近代美術館工芸館


会期: 2011年5月17日(火)-2011年6月26日(日)
会場: 東京国立近代美術館工芸館

最終更新 2011年 5月 17日
 

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