宇田見飛天は1958年生まれ、九州産業大学大学院芸術研究科修了後、日本国内はのみならず、 勢力的にオーストラリア、スペインポルトガルなどで活動している。 グラフィカルな表現は版画の平面的な技法からの影響を受けて、一見浮世絵やぬり絵のように 日本的な色彩によって描かれている。キャンバスの画面は愛撫のように、表面に触れながらも、 子供の視線と交差し、見る者にやさしさや慈しみを感じさせている。 愛撫とはその表面を触れることではなく、奥に潜む意識へと触れる「愛情」のことのようである。

宇田見飛天
1958 徳島県生まれ
九州産業大学大学 卒業
九州産業大学大学院芸術研究科 修了

個展
1992　「Woman’s art week 」ルナミ画廊、東京
1993　 かわさきIBM市民ギャラリー、神奈川
1994　「Torrance（変容）ルナミ画廊、東京
1995　「楽しい選挙戦」ギャラリー日鉱、東京
1998，99　「柔らかい視覚装置」ギャラリーアート倉庫、東京
2001　「きっと見つかるあなたのお家」200 Gertrude studio18、メルボルン
「きっと見つかるあなたのお家」グラフィティギャラリー、高知
2002　「きっと見つかるあなたのお家」奥物部美術館、高知
2003　ギャラリーハウス・マヤ、東京、グラフィティギャラリー、高知
Bund anon studio、シドニー近郊
2004　ギャラリーおおひら、高知
2005　藍画廊、東京、Fundasion　Valparaiso studio、スペイン
2007 子ども対象ワークショップ　かるぽーと、高知
2010　グラフェティギャラリー、高知
2011 ギャラリーQ、東京
OBRAS-PORTUGAL、ポルトガル　予定

グループ展
1992　「ドローイング倉庫展」ヒルサイドギャラリー、東京
1993　「VIVA EXCON」バコロイド、フィリピン
1994　「バギオアートフェスティバル」フィリピン／「新宿少年アート」歌舞伎町周辺
1995　「ART　TODAY　1995　絵画レッスン」セゾン現代美術館、長野
1999　「ヤンガーアート2001」高知県立美術館
2000　「さまざまな目」かわさきIBM市民ギャラリー、神奈川
2001　「越境する女たち21」ヒルサイドフォーラム、東京
2002　「第21回　安田火災美術財団選抜奨励展」安田火災東郷青児美術館、東京
「第5回　高知国際版画トリエンナーレ」いの町紙の博物館、高知
2003　「5rooms」公開制作　高知県立美術館

賞，スカラシップ，他
1982　福岡県展　県知事賞　彫刻部門
1992，98　ホルべイン　スカラシップ
装画を描くコンペティションVOL、2　グランプリ受賞
2005　高知医療センター作品設置
2006　イオン高知 センターショッピング作品設置

※全文提供：　Gallery Q

会期：　2011年2月7日（月）－2011年2月12日（土）
会場：　Gallery Q