展覧会
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執筆: カロンズネット編集
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公開日: 2010年 8月 25日 |
作家コメント 1994年から"無"を表現できないものかと活動してきました。 主題としてはあまりにも抽象的で曖昧だと思います。 自ら出口のない迷路に入り出口はどこだと叫んでいるようなものだが、それも美術を考える一つのありかたではないのかとおもっています。
私は、作品をつくるうえで"還元"を行う場により作品の成立を試みてきました。 今回の展示では立体物と空間を使い、還元ではなく"場"の有様を体験することで、"無"を表現してみたいと思います。 "無"の価値や考え方は千差万別、国によっても扱いが違います。 そして、誰もが知っていて何時にでもあります。 しかし、意識してはじめて認知できるものです。 その曖昧なものをどうにかすくいあげて作品とならないかと日々思考しています。
平面を中心に制作している日下芝のインスタレーション展です。 ぜひご高覧ください。
※全文提供: 工房 親
会期: 2010年8月25日(水)-2010年9月11日(日)
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最終更新 2010年 8月 25日 |