展覧会
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執筆: カロンズネット編集
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公開日: 2010年 4月 08日 |
石田徹也が不慮の事故にあわれて5年が経った。この5年間に石田徹也はテレビ、雑誌、マスコミ等に多く紹介されて、私たちの心に感動と衝撃を与えた。何故こんなにも石田徹也は美術界だけでなく一般社会の人たちにも影響を与えたのだろうか。それは石田徹也が描いた自画像が、現代人の心の中に潜む、社会への不満や懐疑心あるいは不信感を抱いた私たち自信の自画像であることを知ったからなのだろう。
日本の閉塞的な管理社会において他者との関わりの難しさを描くことで、現代社会の文明批判とも社会批判とも思えるメッセージを私たちに投げかけたからだろう。
石田徹也 略歴 1973 静岡県焼津市生まれ。 1996 武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン科卒業 2005 5月23日逝去(享年31歳)
個展: 1996 「漂う人展」ガーディアン・ガーデン、東京 1999 ギャラリーQ、東京 2003 ギャラリーイセヨシ、東京 2006 「石田徹也 追悼展」ガーディアン・ガーデン、ギャラリーイセヨシ、ギャラリーQ、東京、「“飛べなくなった人”異才・石田徹也−青春の自画像−展&マイコレクション」 駿府博物館、静岡 2007 焼津市文化センター、焼津、静岡県立美術館-県民ギャラリー、静岡 2008 「石田徹也-僕たちの自画像-展」練馬区立美術館、東京 2010 「石田徹也-五周忌 出版記念展」ギャラリーQ、東京
受賞歴: 1996 第6回グラフィックアート『ひとつぼ展』グランプリ受賞、毎日広告デザイン賞優秀賞受賞 1997 JACA日本ビジュアル・アート展1997グランプリ受賞 1998 キリンコンテンポラリーアートアワード奨励賞受賞 2001 VOCA展 奨励賞受賞 2007 焼津市教育委員会特別賞
※全文提供: ギャラリーQ
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最終更新 2010年 5月 17日 |