飯嶋桃代 展 |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集3 |
公開日: 2013年 6月 21日 |
「新世代への視点2013」は、銀座・京橋を中心とした12 画廊がそれぞれに推薦する若手作家の個展を同時期に開催する企画です。今回、ギャルリー東京ユマニテは飯嶋桃代(いいじま・ももよ)を紹介いたします。飯嶋は 2011 年、女子美術大学大学院美術研究科博士後期課修了。ユマニテでは 2008 年に続いて今回が 5 年ぶり 2 度目の個展となります。 大学院在学中に発表した以前の作品は洋服や食器などの日用品や丸太を家型のワックスに封じこめる重厚で大掛かりな作品でしたが、近年は身近にあるシャツのタグ、ボタン、毛皮などの古着を用いたインスタレーション作品を発表しています。それらの素材は、すでに様々な人の記憶やぬくもりを纏ったものであり、不思議と懐かしさや愛着を感じますが、その皮膚感覚は現実社会や女性を取り巻く様々な問題や意識を示唆しています。 今回の展示は、2011年発表のボタンを使った作品 “colorful stars in the white heavens” を進化させもので、展示空間の幅13mすべてを覆い尽くす巨大な作品となります。張りつめた緊張感の中にも、開放感と共に独特の存在感を感じさせる飯嶋の作品。この機会をお見逃しなく是非ご高覧ください。 [作家コメント] [作家プロフィール] 全文提供:ギャルリー東京ユマニテ 会期:2013年7月22日(月)~2013年8月3日(土) |
最終更新 2013年 7月 22日 |