新世代への視点2018 向山裕展「捕食者・水たまり」 |
展覧会
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執筆: 記事中参照
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公開日: 2018年 7月 21日 |
毎夏恒例、京橋銀座界隈11件の画廊が参加する「新世代への視点」が今年も始まります。それぞれの画廊が若手作家を紹介する連動企画。ギャルリー東京ユマニテは向山裕の新作展を開催します。 向山裕(b.1984)は2005年当画廊で個展を開催。100号~120号の巨大なキャンバスに、実際には指先ほどの小さな熱帯魚や、頭と尾に分かれたウナギなどを精密なタッチでリアルに描き、注目を集めました。その後、韓国での個展やグループショウ、2012年、'15年に高島屋各店で個展を開催し、その卓越した技術によって描かれた、どこか愛着を感じさせる作品が多くの反響を呼びました。 これまで珍しい海の生物などを数多く描いてきた向山ですが、その興味は自然界とその生命の循環、殆どが短命もしくは一瞬で繰りかえされる美しくも儚い現象の不可思議さにあるようです。砂浜に打ち上げられたクラゲ、蝉が今まさに羽化しようとする瞬間、森の中で出会った鳥の死骸。緊張感あふれる作品からはそれらの生命体と彼らから届けられる様々なメッセージへの畏敬の念が感じられます。 今回の個展はユマニテにて4年ぶりの新作展となり、油彩を中心に立体作品も含めて約10点発表します。昨今注目を集める若手作家の中でも、高度な技術とインパクトのある作品で定評のある向山。期待の新作展を是非ご高覧ください。
http://g-tokyohumanite.jp/exhibitions/2018/0723.html
全文提供:ギャルリー東京ユマニテ
会期:2018年7月23日(月) 〜 2018年8月4日(土) 時間:10:30-18:30 休日:日曜日 会場:ギャルリー東京ユマニテ
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最終更新 2018年 7月 23日 |