『フクシマからの風 第一章 喪失あるいは螢』加藤鉄監督インタビュー |
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Written by Mizuki TANAKA |
Published: July 22 2012 |
There are no translations available. 7月28日(土)からポレポレ東中野(東京都中野区)で公開されるドキュメンタリー映画「フクシマからの風 第一章 喪失あるいは螢」(2012年/HDV/100分/16:9/カラー、参考サイト http://fukushima.xrea.jp/)の加藤鉄監督にインタビューを行った。 本作は、昨年の震災後、高汚染地域とされた福島県飯舘村と川内村で撮影された。出てくるのは、酪農を続ける人や、ドブロクづくりをするお爺さん。あるいは、山菜と薬草の研究をしている仙人のような人物や、山奥で農や鶏を飼いながら理想郷づくりを目指す獏原人村(ばくげんじんむら)の住人であり、放射線量を測り続け、「満月祭」を催す人。また、飯舘村で地球の鏡のような田んぼを見ている女性などである。 ― 監督の出身は、どちらですか? 加藤監督: 撮影後にどうなっていくかというのは、やはり、気になるんですよね。自分が金吾さんに関って、撮影が終わって作品が完成したらそれで終わり、という風には…できないですよ。自分がそういう性格なだけかも知れないですが…。でも、金吾さんの近くに行って、まだまだ話しを聴きたいというのがあって移住もしたし。それが、ドキュメンタリーの、面白さかも知れないですね。どういう形にしろ、撮り続けるというのは、大事なのかなぁ…と。それが、ドキュメンタリーとドラマとの違いなのかなあ、と思ったりもしますね。 脚註
ポレポレ東中野(東京都中野区)にてロードショー |
Last Updated on August 12 2016 |