うちのこと |
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Published: July 25 2014 |
There are no translations available. 【出品作家】 「うちのこと」"Uchinokoto -- House, Family, Inside and I --"は、オランダを拠点とした国際的に活躍をする9人の作家が多様な意味を持つ日本語「うち」という言葉を主題に東京とアムステルダムの2つの都市をまたいで制作するアートプロジェクトです。 東京編では2014年7月19日から9月6日の間、akibatamabi21を拠点に作家それぞれが東京の今を観察し対話を重ねながら公開制作を行います。 会期中の毎週土曜日にはワークショップを開催し、観客と創造の現場を共有し「うち」をめぐる様々な取り組みを通して作品制作を展開していきます。 このプロジェクトはその後、アムステルダムへと場所を移して、11月27日から7週間、アムステルダムCBK(市立芸術文化会館)の「Uchinokoto」展にて発表されます。 毎時間7500人もの人々が大都市へ移動していると言われる現代。 IT技術の急激な発達により加速し続けるネットワーク社会の膨大な情報の渦の中で、個人は地理的な距離を問わず、匿名性を保ちながら不特定多数の相手とコミュニケーションをとることができるようになりました。 一方で多文化の混在するオランダで生活する私たちは、直接顔を突き合わせた人間関係の中で、自分自身を知り、意見を交わす重要性に気づかされます。 日本語の「うち」は、 家・家庭・内側・内面・(地域によっては)「私」という意味があります。これらはいずれも個人のアイデンティティ形成と強い関わりがある言葉です。 2011年東日本大震災の大きな転換をむかえ、個人のあり方やそのルーツについて深く向き合う経験の中で、現代の日本に生きる人々が何を大切にし、何を見つめ、何を発信しようとしているのか、 9人のバックグラウンドの異なる作家が東京に滞在し、人々との直接的な対話や共同制作を通して見えてくる現代の「うち」を探求してゆきます。 期間中を通して9人の作家それぞれの研究にもとづいたスケッチや写真の展示の他、立体作品の制作、パフォーマンスなどが行われ、ギャラリー内においては常に変容する展覧会が展開されます。 隣接するレクチャールームにおいては毎週土曜日14時より出展作家によるワークショップ、レクチャーやアーティストトークなど、観客参加型のイベントを開催し、参加者と共に「うち」をめぐる様々な思いや考えを引き出し、新たな考察を重ねて行きます。 プロジェクトの様子、イベントの詳細はウェブサイトにて随時更新していきます。 【イベント】 全文提供:アキバタマビ21 会期:2014年7月19日(土)~2014年9月6日(土) |
Last Updated on July 19 2014 |