ロバート・ハインデル:Dancers on the Canvas |
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Published: March 27 2014 |
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ロバート・ハインデル(1938~2005)。米国オハイオ州生まれ。アートスタジオに就職するもすぐにその頭角を現し、イラストレーターとして一流の活躍をみせた彼は、29歳でTimes誌の表紙を飾るまでになりました。
今現在でもハインデルを不動の人気作家としているのは、彼が描いたダンサー達の作品。夢のような音楽と煌びやかな舞台美術、そして、軽やかに舞って魅せるダンサー達。1962年、ハインデルが初めてバレエを観たその時も、ダンサー達は影の努力など微塵も見せる事無く華麗に演じてみせたのでしょう。
バレエの世界に興味を持った彼は、世界中のバレエ団を訪れ、ダンサー達のストイックなまでの美への追求に心酔し、数々の名作を生み出します。ダンサー達はハインデルの類い稀な才能によりキャンバスの中で完成されたアートとなり、ハインデルもまた、ダンサーを描く事によってイラストレーターからトップのファインアーティストとなりました。人間としてのダンサーの夢や孤独をありのまま受け止め、群を抜いた画力でキャンバスへと収めていったその作品たちは、まさに、人生を捧げた美しきダンサー達への賛歌なのです。
今回Bunkamura Galleryではハインデルの代表的なレッスンシリーズは勿論、森下洋子、吉田都、熊川哲也などの貴重な原画や、希少な版画なども含め展示・販売致します。バレエと絵画が生み出した格調高きハインデルの世界を、是非ご堪能ください。
全文提供:Bunkamuraギャラリー
会期:2014年4月12日(土)~2014年4月20日(日) 時間:10:00 - 19:30 会場:Bunkamuraギャラリー
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Last Updated on April 12 2014 |