緻密に編み込まれた“書物”としての写真集づくりで、今日世界的に注目される写真家鈴木清(1943-2000)。
自らの出自や同時代の社会、旅の時間や文学作品などをモチーフに、眼の前の現実と夢や記憶が自在に交錯する、重層的な作品世界を、初期作品〈流れの歌〉(1972年)や代表作〈天幕の街〉(1982年)、〈修羅の圏〉(1994年)などを中心に紹介します。
展覧会イベント ■対談:倉石信乃(批評家・明治大学准教授)×金村修(写真家) 日程: 2010年11月19日(金) 時間: 18:00-19:30 場所: 講堂(地下1F) 聴講無料 申込不要(先着150名)
■ギャラリートーク:増田玲(本展企画者/当館主任研究員) 日程: 2010年10月31日(日)、12月11日(土) 時間: 15:00-16:00 場所: ギャラリー4(2F) いずれも参加無料(要観覧券)、申込不要
鈴木清のご家族によるtwitterアカウント 鈴木清のご家族がtwitterをはじめました。さまざまなエピソードや最新情報を日々つぶやいていらっしゃいます!http://twitter.com/guganphoto
青山ブックセンター本店に、鈴木清コーナー設置 白水社からの復刻版刊行、展覧会開催にともない、10月30日(土)~11月29日(月)まで青山ブックセンターに鈴木清コーナーが設けられます。『流れの歌』のほか、鈴木に関する本が置かれる予定です。また、コーナーには鈴木のオリジナルプリントも数点展示します。
復刻版「流れの歌」(白水社)刊行記念イベント(飯沢耕太郎×鈴木一誌)が青山ブックセンターで開催! 白水社より、鈴木清の処女作であり代表作でもある幻の写真集『流れの歌』が、40年の時を経て復刻されます。刊行を記念して、10月31日(日)に、青山ブックセンター本店にてトークイベントの開催が決定。この復刻版に解説を寄せている写真評論家飯沢耕太郎氏と、生前より鈴木清と親交があり、『流れの歌』復刻版のアートディレクションと、本展のポスター・ちらし・カタログのデザインを手がけているグラフィックデザイナー鈴木一誌氏に、鈴木清という特異な写真家の軌跡と作品世界の魅力について語っていただきます。 イベント詳細はこちら http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_201010/_1031.html
※全文提供: 東京国立近代美術館
会期: 2010年10月29日(金)-2010年12月19日(日)
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