展覧会
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執筆: 記事中参照
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公開日: 2011年 8月 29日 |
山口通恵(1950~2008)といえば「光の染色」がまず思 いうかびます。瓜生山の望天館の屋上で、夏には照りつけ る太陽の下で、またあるときは比叡おろしの寒風に飛ばさ れまいと、文字通り天を望み雲を読みながら、はるかかな たの宇宙からのメッセージを、一枚の布に焼き付けようと、 奮闘していた姿が目に浮かびます。没後三年、1990 年代 の「光の染色」を中心に山口通恵の仕事をふりかえってみ たいと思います。(小名木陽一)
市山口通恵 プロフィール YAMAGUCHI Michie 京都生まれ (1950–2008) 工芸作家、京都国際工芸センター会員、民族藝術学会所属 1971 年 成安女子短期大学意匠科卒業 1990 年 立命館大学文学部卒業 2002 年 京都造形芸術大学美術工芸学科教授
●主な展覧会など 1984 年 山口通恵個展『浸透−絹の貫頭衣』(京都国際工芸センター・ワコール銀座アートスペース) 1992 年・1993 年 個展−光の染色(ワコール銀座アートスペース・ギャラリーマロニエ・ギャラリースペース21・高松市美術館市民ギャラリー) 1992 年~2004 年 染・清流会第2回~14 回出品 1999 年 京紅板締め展(京都造形芸術大学ギャラリー楽) 2002 年 個展−ぎんねず装飾布(ワコール銀座アートスペース) 2004 年 個展- 淡色の絞染の試み *その他、個展、展覧会出品多数 コ レクション:国立国際美術館、染・清流館、高松市役所
※全文提供: ギャラリー恵風
会期: 2011年9月6日(火)-2011年9月11日(日) 会場: ギャラリー恵風
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最終更新 2011年 9月 06日 |