二見彰一 版画展 |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2011年 5月 20日 |
二見彰一(1932- )は、日本のみならずドイツを中心にヨーロッパで活躍する銅版画家です。 大阪で生まれた二見は、大阪を拠点に銅版画を制作していましたが、その後、東京を経由することなく、そのままドイツなどの西洋諸国で創作活動を続けて行きました。その西洋への誘惑から生じた心の高まりは、作品上に詩情豊かなリリシズムを吐露することになります。アクアティントの技法を駆使した二見特有の銅版画は、青を基調にしたロマンティックなイメージを生み出しており、見るものを幻想的な世界に誘います。 本展は、当館所蔵による二見彰一の版画約250点のうち約100点を選んで、彼の芸術の初期から近年に至るまで40年に及ぶ画業を通観する展覧会です。 【関連プログラム】 ■学芸員によるギャラリートーク ■先生のための特別鑑賞の時間 ※全文提供: 神奈川県立近代美術館 会期: 2011年6月18日(土)-2011年10月10日(月・祝) |
最終更新 2011年 6月 18日 |