ボーダレス・アートミュージアムNO-MA |
ギャラリー |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2009年 12月 28日 |
2004年6月、滋賀県近江八幡市の歴史ある伝統的建造物群保存地区に築70年の町家「野間邸」をリノベーションして開館。数寄屋造りの外観はそのままに、1階にメインギャラリー、2階は部屋の趣を残したギャラリーや喫茶スペースとして多彩な企画展を行っている。 ミュージアムの特徴は、障害のある人の表現活動の紹介に核を置き、一般のアーティストの作品と共に並列して見せることで、障害の有無を超え、作品を通じて「人の持つ普遍的な表現の力」が交差する新しいアートの場所を目指している。それは、「障害者と健常者」「福祉とアート」「アートと地域社会」など、様々なボーダー(境界)を超えていく試みとして注目に値するだろう。 名称のNO-MAは施設の大家の名前から取られ、ボーダレスは「福祉と文化との交差」「アートとまちづくりとの協働」「障害の有無」という境目を超える意味が込められている。 所在地: 滋賀県近江八幡市永原町上16 |
最終更新 2015年 10月 31日 |