夢見るフランス絵画 印象派からエコール・ド・パリへ |
展覧会
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執筆: カロンズネット編集3
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公開日: 2014年 3月 13日 |
ある収集家によるフランス近代絵画のコレクションから名品 71点をご 紹介します。 モネ、セザンヌ、シスレーといった印象派の画家の描く美しい大地の 眺め、ルノワールの描く豪奢な室内とそこでくつろぐ人物、モディリ アーニ、キスリング、藤田嗣治などエコール・ド・パリの画家たちの 哀歓に満ちた女性たち、ヴラマンク、ユトリロらの描く孤独な路上の 風景、ルオーの絵に見る人生の重さ、シャガールの絵から強くたちの ぼる人生の喜びなど、このコレクションには、今なおわたしたちがフ ランスに抱く夢と憧れがつまっています。 これらの作品は、さまざまな「豊かさ」でもってわたしたちを魅了す る一方、描かれたものの背後にある、見えない、そして言葉にしがた い「感情」にも、わたしたちを出会わせてくれることでしょう。どうぞ、 春一番の風とともに、お楽しみください。
本展について
本展は、ある収集家が集めた作品の中から、フランス近代の16作家による優作71点を紹介するものです。これらのうち、いくつかの作品は、展覧会に出品されたことがありますが、これほどまとまって展示されるのははじめてです。 便宜上、第1章「印象派とその周辺の画家たち」、第2章「革新的で伝統的な画家たち」、第3章「エコール・ド・パリの画家たち」の3つの章に分けて展示しますが、19世紀後半から20世紀半ばまでの美術の流れを厳密かつ綿密に追ったコレクションではありません。むしろ、明治期以来続く、フランスの芸術・文化への憧れを背景に、作品に見る喜びと寛ぎを求める収集家個人と作品との対話をこそ重視してつくられたコレクションといえます。
全文提供:兵庫県立美術館
会期:2014年4月12日(土)~2014年6月1日(日) 時間:10:00 ~18:00(特別展会期中の金・土曜 - 20:00) 休日:月曜日 5 月5日(祝・月)は開館、5月7日(水)休館 会場:兵庫県立美術館
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最終更新 2014年 4月 12日 |