のだよしこ 個展:冬のポン |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2008年 12月 29日 |
のだよしこは、1980年生まれ。現在はイタリアに滞在、制作しています。2007年には、ボローニャ絵本原画展に入選。illustration チョイス入選、講談社絵本展入選、GEISAI-2スカウト審査賞を受賞するなど、数々の実績があり、イタリアの週刊誌でも連載を持っています。 fabre8710(ファーブル芸術事務所)での初個展となる今回は、麻紙ボードにインクで描いた作品約25点、キューブ作品6点、小さなプラ板に描いた作品など、ユニークな作品で構成されます。展示作品はすべて、このたびの一時帰国中に描かれる新作となる予定で、冬の到来と母国の環境から生まれた初々しい作品群がラインナップされます。 のだよしこは、現在、かわいらしい独特のキャラクターが登場するシリーズや、モノトーンの図形やパターンのような抽象表現を試みるシリーズを展開。昨年あたりから詩を書くことに目覚め、その詩を書くおもしろさと、作品づくりのおもしろさがオーバーラップし、まるで「音」を描くかのような、のびやかで、それでいてクールで、あたたかみのある旋律を、平面作品で奏でてくれることだと思われます。 近年の、モノトーンにこだわりをみせる理由に、白と黒のせめぎあいに"ドキドキ"するという、のだよしこ。白いところに黒で描く行為は、まるで黒色を彫っている感じがし、そこが自分にとってドキドキするので、作品を制作していて楽しいと言います。また、ほぼ同時期、2009年1月12日(月)~2月15日(日)、兵庫県西宮市のCAFFE PIANORO にて、ナッツとヨッチの展覧会 岡山OTRカスタムを開催する予定です。 作家プロフィール ※全文提供: fabre8710 会期: 2009年1月10日-2009年3月14日 |
最終更新 2009年 1月 10日 |