設楽享良 展 |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集3 |
公開日: 2012年 6月 29日 |
設楽氏の作る磁器には温かみと柔らかさがある。 ほとんどの作品が陶石立ての灰釉を生がけすることにより独特のやさしさが生まれる。 (生がけとは、素焼きをしないで、磁土が乾燥した状態で釉薬をかけること。水分を含むと乾燥 させただけの磁土では脆いため、素焼き後に釉薬を使う場合が多い。) 「磁器だけが持っている味わいに加え、仕事の過程で出てくる味わいにも心をとどめるようになってきた」と 語る通り、角瓶の表面でも真っ平らではなく、釉をかける際に自然にトロリと流れた跡が景色となり、静か な表情を作っている。 展覧会では、食器や花器を中心に新作を発表する。 [作家プロフィール] 全文提供:中長小西 会期:2012年7月7日(土)~2012年7月24日(火) 時間:11:00 - 19:00 休日:日・祝 会場:中長小西 東京都中央区銀座1丁目15-14 水野ビル4F |
最終更新 2012年 7月 07日 |