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KINUU - キヌタマサユキ:しあわせの森 うさぎとわたし
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 12月 09日

画像提供:H.P.FRANCE WINDOW GALLERY

2011年の干支である " うさぎ " を主役に、森の中の 「 しあわせなうさぎファミリー」 と「わたし」のあたたかい絆の物語を布の彫刻家キヌタマサユキが表現します。「衣+縫う=KINUU」というプロジェクトを通じ、ある土地の民族衣装の切れはしでその地の絶滅危惧種を創り出したり、また過疎化が進む土地のオーガニック素材を使うことでその地に活気を取り戻すなど、社会と関わる活動を続けるKINUU。KINUUから生まれる動物は、その独特なイメージと共に多くの絆も生み出しています。

また、KINUUの動物達の特徴でもある縫い目をあえて外に出す技法は、豊かな表情を生み出す斬新な技法としてキルト界の注目を集めています。ぜひこの機会にKINUUの創り出すあたたかく、そして少しシニカルな世界観をお楽しみください。

キヌタマサユキ
1974年奈良県生まれ。キノコ学者を父に持ち、幼少の頃から動植物や昆虫などに強い興味を持つ。1993年より作品の制作を開始。父譲りの観察力をもとに、布を用いてオールハンドメイドで数々の動物を創り出す。一口に布といっても、革のような素材から愛らしい花柄のコットンに至るまで、小さなはぎれをつなぎ合わせ、本物さながらの驚くような躍動感を表現する。獰猛なトラや、表情豊かな猿、そして可愛いウサギなど… その作品の数々は、誰もが子供のころに感じた動物の不思議な魅力と、あのワクワクするような懐かしさを佇ませた”布の彫刻”である 現在は、パリのセレクトショップを始め、国内外のショップで作品を展開中。

※全文提供: H.P.FRANCE WINDOW GALLERY


会期: 2011年1月6日(木)-2011年2月3日(木)
オープニングレセプション: 2011年1月6日(木) 19:00 - 21:00

最終更新 2011年 1月 06日
 

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