柴村純一は1960年北九州市生まれ、1982年武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒。 柴村の絵画はカンヴァスの画面全体にストロークによって空間と色彩を描くことから 始めています。空間と時間の中に描かれた精神の言葉は外へと、内へと発して、私た ちに強く訴えかけてきます。本展示、「知っていたこと」では視覚による経験を自己 のアイデンティと重ね、自己の存在を認識の対象として伝えています。

また、柴村純一は、2011年にドイツ・ベルリンにて同シリーズの個展も開催する予 定です。

作家略歴
1960   北九州市生まれ
1982   武蔵野美術大学造形学部油絵学科 卒業

個展
1986    駿河台画廊、東京
2005    グレイル、東京
2008    グレイル、東京
2009    中野画廊、東京
2010  「知っていたこと」ギャラリーQ、東京

グループ展
1980    駱駝館、東京
1981    中野、東京
1982    ギャラリー玉屋、東京
1984  「助手展」武蔵野美術大学、美術資料館、東京
1991 「２人展」コンセプト・ギャラリー、岐阜
1992    西武百貨店、宮城
2008 「絵画の今」入間アリット、埼玉

展示点数 ：　約10点

※全文提供：　Gallery Q

会期：　2010年9月20日（月）－2010年9月25日（土）