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竹之内祐幸:SEASONS
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 1月 07日

画像提供:フォイル・ギャラリー

竹之内祐幸は1982年生まれ。少年期に写真と出会って以来、写真による制作活動を精力的に続けています。 恋人、ドラァグクイーンなど様々な友人、日々移りゆく風景など、出会ったものひとつひとつをていねいに受けとめ、竹之内はシャッターを切ります。 「自分がやっていることは本当に自分がやりたくてやっていることなのか、流行や周りの意見に流されているんじゃないか、そしてどこまで自分に正直になれるか」という思いを常に持ち、自分と世界とのありかたを真摯に受け止め、その答えのない問いをゆだねるようかのように生まれた作品には、独特の浮遊感が漂い、変わっていくものと変わらないもの、そして同じものはふたつとないということへのおそろしさやせつなさ、いとおしさがあふれています。 それは私たちが、ふとした瞬間にうつろいゆく季節を感じる感覚とすこし似ているかもしれません。 ギャラリーでの初個展となる本展では、近年7年間に撮りためた作品の中からサイズの異なる約60点を発表します。ぜひこの機会にご高覧下さい。

竹之内祐幸(たけのうち・ひろゆき)プロフィール
1982年、東京生まれ、東京在住。日本大学芸術学部写真学科卒業。主なグループ展に、Making,Marking,Mapping -次世代へのアプローチ Vol.02・フォト・ギャラリー・インターナショナル(2009年)など。主な受賞歴に、第31回キヤノン写真新世紀佳作(2008年)、第2回塩竃フォトフェスティバル特別賞(2009年)などがある。

※全文提供: フォイル・ギャラリー

最終更新 2010年 2月 12日
 

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