白澤美千子 展 |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2011年 6月 06日 |
今回の個展のテーマは「シンタイ」です。物理的な「身体」のみならず、「人」が発する見えない何かまで含めた「シンタイ」により人はどこかでつながっているということを伝えたいのです。 描くことは、生きることなのだと感じつつも、個展から遠ざかっていた白澤さんを呼び戻したテーマです。 迷わない方が不思議なのかもしれません。画家として生きていくということは、凡人の私には想像も及ばないくらい大変なことなのだろう思います。特に、抽象画は、感覚、経験、知識、技術などすべてを動員して、目には見えないけれども感じる何かを具体的な色や形で表現しなければなりません。さらにそれが見る人の中に何かを喚起したり、心に共鳴したりするものがなければ自己表現としては成立しても作品としては成立しない厳しい世界です。 迷いの中から抜け出した白澤さんが、今一度原点に立ち戻り新たな一歩を踏み出すための個展です。 全文提供: ギャラリー風 会期: 2011年6月7日(火)-2011年6月15日(水) |
最終更新 2011年 6月 07日 |