岡田美紀 展 |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2011年 2月 27日 |
作家コメント 見えたと認知する事はその他の見え方の可能性を分断する事になります。 本当は、見えたと思うところから、ほんの僅かにそれたところで息をひそめてこちらを伺っているかもしれません。 一期一会で出会った人も景色も、それぞれに抱えた歴史や時間は、どんな人間でもひとりで理解できるほど単純には出来ていません。 小禽類には小禽類の植物には植物なりの事情がありますが、対峙する側は至ってすっかり自分の都合で把握したと思いこみます。 実はその周り…見えるもの、そのものよりもそれが存在する背景との関係性が案外大切であったり。 もしかしたら何もないのかもしれません。 逆にすべてが繋がって形を成しているのかもしれません。 見えている事を決めつけないように。 目の前の複雑な関係を拾っていきたい。 岡田美紀 個展 グループ展 ※全文提供: Oギャラリーeyes 会期: 2011年2月28日(月)-2011年3月5日(土) |
最終更新 2011年 2月 28日 |