角田純:Sounding through |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2009年 4月 16日 |
昨年初夏に弊廊で開催された個展では、そのみずみずしい色彩と軽やかなタッチ、絶妙なバランスのアブストラクト・ペインティングで、見る者を魅了しました。縄文文化への興味からインスピレーションを得たシリーズや、光の模様や流れをキャンバスに映した <light>シリーズ、緻密な点から色鮮やかで繊細な世界を描く<dot>シリーズなど、角田純の絵画表現は幾方向もの広がりを見せてきました。 ライフワークとして描き続けてきた角田の絵には、その時々の心のゆらぎや日々の感情が自由に描かれています。新作の<line><ring>シリーズのドローイングやペインティングも、奔放で大胆、時に繊細な線が流れます。新作と旧作を織り交ぜながら展示する今回、時を超えて変わってゆく彼の作品に触れたとき、私たちは色と光の織り成す解放的な絵画世界に身を委ねることでしょう。 本展にあわせ、初の作品集『Cave』も刊行致します。 角田純(つのだ・じゅん)プロフィール ■ 角田純×大森克己トークショー at FOIL GALLERY: ※全文提供: フォイル・ギャラリー |
最終更新 2009年 5月 01日 |