展覧会
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執筆: カロンズネット編集
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公開日: 2011年 5月 25日 |
1982年、韓国ソウル生まれ。弘益大学大学院油画専攻修了、ソウルと東京にて活動。 梁煕は主に「Virgin」=聖女、処女、純粋性をテーマにして描く。そして描かれたキャンバスの表面をさらにオーガンジーという薄い、メッシュによって覆い、その覆われたベールが処女性のメタファーとなってさらに、私たちの視線に神聖さを強調させる。 しかしそこに描かれた少女たちは背信的に、スキャンダラスに描かれていることに気づく。その甘く、切ない疼きが心に滲みるかのようだ。
ステートメント 4回目の個展を迎えて、物語が再び始まります。 早熟な少女たちの性への欲望、テディ・ベーアーと別れを惜しみながら抱きしめるその姿に、未熟であるからやさしく思える。それは壊れ易いほど柔らかな処女膜のように、キャンバスに覆われたorgandyのように、淡く切ない、ドラマティックなストーリー。純潔な処女の最初の誘惑、拒否できないその香りは 甘美な旋律を呼び起こす。好奇心、純粋、誘惑、言えない秘密。全てが私であり、あなたに捧げる物語。
梁 煕 1982 ソウル生まれ、韓国 2006 弘益大学油画科卒業 2008 弘益大学油画科大学院卒業
個展 2008 「no..(oh. Yes..)」ギャラリーフォーレスト、ソウル 2009 「Little Marilyn」Akaスペース、ソウル 2010 ギャラリーQ、東京 2011 ギャラリーQ、東京
グループ展 2006 「ホワイト・セール」ガナ・アートセンター、ソウル 「ソウル・オークション・ヤング・アーティスト」インサ・アートセンター、ソウル 「Pag」ヒデンエネジー、Kyunghyang ギャラリー、ソウル 「メモリアル-ワールドカップ2006」オペラ・ギャラリー、ソウル 「明日の韓国」ギャラリーAka、ソウル 「ヤング・アーティスト」Woori Bank・カンナム・ギャラリー、ソウル 2007 「Everything is Nothing」弘益大学美術館、ソウル 「BBEULJIT」オルタネティブ・スペース、Chungjeonggak、ソウル 「第8回レビュー」オルタネティブ・スペース、Team Preview、ソウル 2008 「メディウム」弘益大学美術館、ソウル 2009 「Under 33」JW マリオットホテル、香港 「東京コンテンポラリー・アートフェアー」ギャラリーQブース、東美アートフォーラム、東京 「ヴィヴィット・メモリー ソウル&東京」ギャラリーQ、東京 「Anti– Aging Expo」SETEC、ソウル 「KCAF」ハンガラム美術館、ソウル・アート・センター、ソウル 2010 「現代アートコレクション展」松山三越アートギャラリー、松山 「The 2nd COREDO Women’s Art Style」COREDO日本橋、東京 2011 「KIAF2011」COEX 1F Hall、ギャラリーQブース、ソウル
※全文提供: Gallery Q
会期: 2011年5月30日(月)-2011年6月11日(土) 会場: Gallery Q
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最終更新 2011年 5月 30日 |