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アイチのチカラ!―戦後愛知のアート、70年の歩み
展覧会
執筆: カロンズネット編集3   
公開日: 2013年 10月 30日

安藤正子 《おへその庭》 2010年
愛知県美術館 © Masako Ando

愛知は日本のアートの発信地の一つとして、全国で注目を集めている場所です。三つの芸術大学を持ち、美術館やギャラリーも数多く存在します。そうした豊かな芸術的土壌の中から、全国的、さらには世界的にも活躍するアーティストを次々と輩出してきています。本展は、そのような視点のもとに愛知の芸術の歩みを振り返り、戦後愛知画壇の幕開けから現在の愛知のアートまでを、当館のコレクションによってご紹介するものです。現在開催中の「あいちトリエンナーレ 2013」(10月27日まで)では日本全国、さらには世界からさまざまなアーティストを愛知に招聘して彼らの仕事をお見せしていますが、本展では逆に、この愛知から当県ゆかりのアーティストたちの仕事を全国に向けて力強くアピールしていきます。

見どころ:
①戦後愛知のアートの流れがよく分かる!
当館は開館翌年の1993年、「20世紀 愛知の美術」という展覧会を開催しました。これは、明治時代 から 1990 年代はじめまでの愛知の美術を紹介したものでした。本展「アイチのチカラ!」は、その戦 後版と言えるものです。扱う時代を戦後に特化し、さらに「20 世紀 愛知の美術」展開催後に興った 新しい動向を取り入れて、終戦直後からいま現在までの愛知のアートの流れを分かりやすく紹介し ます。

②新収蔵品初公開!
当館は近年、愛知ゆかりの現代アートの収集に特に力を入れています。昨年度も多くの優れた作品 を収集することができました。本展では、それら新収蔵作品の中から約10点を初公開します。

○記念座談会
題目:「戦後愛知のアートシーン」(仮題)
日時:2013年12月14日(土) 10:30-12:00 (開場 10:00)
会場:愛知芸術文化センター12階 アートスペース A
パネリスト:木本文平(碧南市藤井達吉現代美術館 館長)
吉田俊英(豊田市美術館 館長)
三頭谷鷹史(名古屋造形大学 特任教授)
小西信之(愛知県立芸術大学 准教授)
司会:大島徹也(愛知県美術館 主任学芸員)
※申込不要・聴講無料。会場に直接お越しください(先着150名)。

○ギャラリー・トーク(学芸員による解説会)
11月29 日(金)の 18:30-19:10
12月21 日(土)、1月18日(土)の11:00-11:40
※申込不要・聴講無料。観覧券をお持ちの上、開始時刻に美術館ロビーにお集まりください。


全文提供:愛知県美術館
会期:2013年11月29日(金)~2014年2月2日(日)
時間:10:00-18:00 金曜日は20:00 まで (入館は閉館30分前まで)
休日:毎週月曜日、12月 24日(火)、12月28日(土)-1月3日(金)、1月 14日(火) ※12月23日(月・祝)、1月13日(月・祝)は開館
会場:愛知県美術館
最終更新 2013年 11月 29日
 

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