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PORTRAIT
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2013年 10月 21日

Kosuke Yamawaki “山猫 / Wildcat” 2013,162 x 194cm, oil on canvas

この度のMEGUMI OGITA GALLERYにて\"PORTRAIT\"展を開催する運びとなりました。ロックバンド「ハグレヤギ」のボーカル&ギターで、国内や海外のギャラリーなどで多数の展覧会を行ってきた山脇紘資がキュレーションを行います。

出展作家は、山脇紘資を筆頭に、彼が籍を置いている東京芸術大学の同じ研究室の友人であり去年渋谷ヒカリエにて個展を行った新進気鋭のペインター、富田直樹。2012年にMEGUMI OGITA GALLERYにて個展を行い、カンヌ国際映画祭出品映画の美術を担当するなど今もっとも勢いのあるペインター、杉田陽平。第186回ザ・チョイス入選、イラストレーションの他に漫画やフライヤーデザインも手がけハグレヤギのアートワーク等を担当しているイラストレーター、寺本愛。TEI TOWAの新作アルバム「LUCKY」リリースパーティで、ブースのデコレーションを担当し、芸大のデザイン科で空間演出を専攻しているジュディー。総勢5名が参加します。

portraitに向けて
自身のバンド、ハグレヤギのレーベル名は『PORTRAIT』です。そして僕自身も所謂ポートレートと呼ばれる類いの絵画作品を制作しています。ポートレートは僕にとって非常にゆかりのある言葉です。 今回出品する作家の作品はビジュアル的にみればポートレートとして機能を果たす作品が多くあり、それが作家によって動物、フリーター、モデル、空想のキャラクター等々とそれぞれアウトプットの仕方は異なります。 しかしながらそれぞれの作家は肖像を描くためにポートレートというジャンルを選択しているのではなく、それぞれの主題を忠実に表現するためにポートレートという形を選択しているにすぎません。 時に肖像画のようなものを描いていても、その作家としてみればポートレートのイメージから外れる事もあれば、一見ポートレートとは何の関係のないような風景や抽象表現のような場合でもその作家からの視点では確実にポートレートのイメージに当てはまる場合があります。それは鑑賞者の視点でも同じであると思います。 ポートレートとは様式ではありません。 今回の展示ではそもそもポートレートとは一体何か?という事から始まり、それぞれの作家の表現のポートレートの在り方、もしくは非ポートレートを在り方を提示できればと思います。

artist
山脇紘資 / Kosuke Yamawak(ハグレヤギ / HAGUREYAGI)、富田直樹 / Naoki Tomita 、杉田陽平 / Yohei Sugita、
寺本愛 / Ai Teramoto、福田郁 / Kaoru Judy Fukuda

Opening Event : 10/12(土) 18:00 -


全文提供:メグミオギタギャラリー
会期:2013年10月12日(土)~2013年11月2日(土)
時間:11:00 - 19:00
休日:日・月曜、祝日
会場:メグミオギタギャラリー
最終更新 2013年 10月 12日
 

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