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増井淑乃:Golden Meadow
展覧会
執筆: カロンズネット編集3   
公開日: 2013年 7月 09日

 

増井淑乃は1976年静岡県生まれ。1999年多摩美術大学美術学部芸術学科卒業。現在東京を拠点に制作を行っています。増井の作品は繊細で細密な水彩画です。幼い頃の色や匂いの記憶をもとに時間をかけ何度も重ねて描かれる画面には、滲みと入念な描線により独特のテクスチュアが生み出されます。芥川賞作家である磯崎憲一郎のデビュー作『肝心の子供』(第44回文藝賞受賞/ 2007年、河出書房新社主催) の装画となった他、世界中のキュレーターや批評家により、1975年以降に生まれたアーティスト約500人が選出された『Younger Than Jesus: Artist Directory』(2009年、New Museum and Phaidon Press)の中で、森美術館チーフ・キュレーター片岡真実氏により選ばれています。

「増井淑乃は抽象的な風景を描いた水彩で知られているが、
そこには神話的な物語性や模様や装飾などの伝統も見ることができる。
彼女の絵画空間に登場するネコや馬などの動物は、増井の空想世界を自由に動き回っている。」    

片岡真実「MASUI, YOSHINO」
『Younger Than Jesus: Artist Directory』(2009年、New Museum and Phaidon Press)より引用

土地との結びつきが断たれた経験により、しばしば浮遊感におそわれるという増井は、描くことでもう一度土地と繋がろうとしているのではと語ります。「誰にでもわかるものを描きたい」という彼女の美しく鮮やかな作品は、ダイレクトに観る者の心をとらえ、どこかで見、感じたことがあるような記憶の中の風景や感覚を思い起こさせるでしょう。本展では新作4点を含めた2010年以降の作品を展示致します。この機会に是非ご高覧下さい。

◉ オープニングレセプション:7月10日(水)18:00~ 20:00
◉ ギャラリートーク 増井淑乃 x 小山登美夫:7月10日(水)18:30~


全文提供:8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery
会期:2013年7月10日(水)~2013年7月29日(月)
時間:11:00ー20:00
会場:8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery
最終更新 2013年 7月 10日
 

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