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ジャド・フェア:Powerful Love
展覧会
執筆: カロンズネット編集3   
公開日: 2013年 4月 26日

ペーパーカッティング

ヒロマート・ギャラリーでは、アーティスト&ミュージシャン(伝説的なローファイ・オルタナティブ・ロックバンド「ハーフ・ジャパニーズ」結成)として活動するJad Fair(ジャド・フェア)の個展『 Powerful Love 』を開催いたします。 2011年に開催し大変好評をいただいた彼の個展に続く、2年振りのジャド・フェア個展となり、本展に向けて制作された新作ペーパーカッティング(切り絵)作品を発表いたします。

[作家コメント]
この20年間、アートにおいて僕の一番の焦点は、ペーパーカッティング(切り絵)である。僕のペーパーカッティングは、ハサミとアートナイフを使って切っている。作品にポジティブでうれしそうな感じがあるよう心がけているんだ。楽しくいこうよ!

[作家プロフィール]
Jad Fair (ジャド・フェア)
1974年にジャド・フェアは、兄のデヴィッドとともにローファイ・オルタナティブ・ロックグループ「ハーフ・ジャパニーズ」を結成した。その後30年以上に渡り、ハーフ・ジャパニーズは30枚近くのレコードを発表し、彼らの純粋でロックンロールへの溢れるような熱意は固定ファンを夢中にさせ魅きつけた。著名なハーフ・ジャパニース・ファンの1人、ペン・ジレット(コメディコンビPenn & Teller)はハーフ・ジャパニーズのレコードをリリースするがためにthe 50 Skidillion Watts レコードレーベルに出資した。カート・コバーンも彼らの熱烈なファンであった。1994年、カートはニルヴァーナの「In Utero」ツアーにおける東海岸での行程のオープニングを依頼し、彼らは8回の公演で演奏した。

「Half Japanese :The Band That Would Be King」は、批評家に絶賛されたドキュメンタリーであり、バンドのユニークな歴史、軌道を記録している。1993年に公開された映画で、監督はジェフ・フォイアザークである。
ジャドはまたソロ活動も行い、時折、ダニエル・ジョンストン、ティーンエイジ・ファンクラブ、ヴェルベット・アンダーグラウンドのモー・タッカー、ヨ・ラ・テンゴ、ソニック・ユースのスティーブ・シェリーやサーストン・ムーア、ジョン・ゾーン、クレイマー等とコラボレーションしている。

アルバムカバー制作(ハーフ・ジャパニーズの多くのアルバム、全てのソロアルバムカバーのデザインを手がけている)はジャドの才能をビジュアルアーティストとしての第2のキャリアへと導いた。
彼のシンプルで楽しげなドローイング、入り組んで複雑なペーパーカッティングは、世界各地のギャラリーで展示されている。画集はアメリカやイギリス、ドイツ、フランス、オランダ、ポルトガル、日本で出版されている。


全文提供:hiromart gallery tokyo
会期:2013年5月10日(金)~2013年6月16日(日)
時間:13:00 - 19:00
休日:月・火
会場:hiromart gallery tokyo
最終更新 2013年 5月 10日
 

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