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遠藤良太郎:裏 アイデンティティは放たれた
展覧会
執筆: カロンズネット編集3   
公開日: 2013年 3月 11日

 

昨年9月 初個展を開催させていただきました、遠藤良太郎の2回目の個展を開催させていただきます。 今回の作品は高さ2m20cm~2m40cm、重さ100キロある、陶作品6点によるインスタレーションです。 内側から出てくる、たぎるようなエネルギー、 そのエネルギーから生み出されたプリミティブなフォルム、それらが静かにそして激しく、何かに抵抗し、何かに攻撃をしかけるような空間。 是非ご覧頂きたい! (ディレクター 上山 潤)

[作家コメント]
あらゆるものが自らの意識とは別に猛烈な勢いで簡略化されていく現代社会において、自分自信が受ける「生への実感」が薄れていっているように私は感じている。

自らの実感が薄れていくにつれて、自分が自分であるという意味のアイデンティティという言葉の裏に潜む胡散臭さは肥大化していくように自分が自分であるという認識は、表面的な情報から形成されるものだけではなく、自らが受けた
生々しい実感と合わさることではじめて成立し得るのではないか?

そう した考えから、私は人間の本能に響く感動を大切にしたいと思った。
そして芸術にはその力があると思った。
人の心を動かすような感動が、私が現代社会に欠けていると思う「生への実感」につながると信じて、私は私なりの感動を表現をする。

[作家プロフィール]
遠藤 良太郎

1987 新潟 県燕市に生まれる
2006 高校 卒業後、憧れていた自由を求めて日本各地をさ迷ったり
地元でバイトしてまたさ迷ったりの日々を送る
2009 京都 精華大学 陶芸 コース入学
2012 同大 学在学中 現在4回生 京都市在住

展覧会

2010 上賀 茂アートプロジェクト2010 / 上賀茂神社 / 京都
2011 「お いしい作品たち」京都精華大学2回生進級制作 / Gallery Maronie / 京都
2011 ザ☆ オマモリ展2011 / Gallery Maronie / 京都
2011 KyotoCurrent展 vol.3 / 京都市 美術館 別館 / 京都
2011 烏丸michikusaART / ラクエ四条烏丸、COCON KARASUMA / 京都
2012 三日 展 -継続チカラなり- / ART FORUM JARFO / 京都
2012 BOX展 / くらふとギャラリー集 / 京 都
2012 上賀茂アートプロジェクト2012 / 上賀茂 神社 / 京都
2012 個展・ゆらゆらと行方知れずの小宇宙/ BAMI gallery 京都


全文提供:BAMI gallery
会期:2013年3月1日(金)~2013年3月25日(月)
時間:12:00~18:00
休日:3/2.3.9.10.16.17.20.23.24
会場:BAMI gallery
最終更新 2013年 3月 01日
 

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