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The Sumi World of Shoshu 2013
Events
Published: March 07 2013

 

「伝統」と「継承」、「伝統」と「現代」をテーマに、京表具の若き継承者と コラボレーションした屏風大作「龍飛鳳舞」を中心に、新作を発表します。

[作家コメント]
書道は、多くの人々によって脈々と受け継がれてきた「古典」を日々「臨書」という模写を繰り返す中で「書法」や「精神性」を学び、自らの表現を模索していくものです。
しかしその書道を生業として35 年が過ぎても、まだ自分は書の道の入口あたりを歩いているようです。古典を基盤に書道を学ぶと言葉では簡単に言えますが、いざそれを実践するとなると辿り着ける所もわからないまま、命尽きるまで真摯に学び続けることなのかもしれません。
そんな想いを抱く日々の中で素晴らしき若者たちに出会いました。「京表具」の伝統を現代そして未来にどう受け継いでいくべきかを模索している、「京表具」の次世代を担う若き表具師たちです。
今回展の中心作品は、彼等との合作である高さ1.8m 、幅3.6mにもなる伝統工芸品京表具二曲一双の屏風大作。古典をベースにした行・草書体を組み合わせて挑んだ、「龍飛鳳舞」です。
この「京表具」との共演に加え、小学校の図画工作教科書に掲載中である「Inspired by the sound of Eric Clapton 」の最新作なども出展いたします。

「伝統と継承」、そして「伝統と現代」。
自家製墨による祥洲の墨の世界を是非ご覧ください。

祥洲

[作家プロフィール]
祥洲 Shoshu

1958年京都生まれ、京都在住。
6 歳から書を学び、立命館大学在学中の19 歳でプロ書家としてデビュー。伝統書のみならず現代美術作家としても国内外で高い評価を得る。日中韓など五カ国共催「祥洲・先鋒墨美展」(2008/中国) 開催など企画個展、受賞多数。
小学校図画工作教科書「ゆめを広げて」(開隆堂)収録を始め、「メルセデス・ベンツ」や「アディダス×EXILE + 祥洲の書」などのCM、「桂由美/美しき日本」(両国国技館)での書と映像、「嵐にしやがれ/ 祥洲vs 松本潤」などのTV、「鷹の爪+サントリー+祥洲の書」等の多数のロゴ書でも広く知られている。

f.祥洲Art-Office代表、墨翔会/墨集団翔Sho主幹、中国哈爾濱市書法家協会理事など


近年の主な活動
「祥洲/先鋒墨美展」日中韓露など五カ国共催(中国&日本/2008)
「祥洲の墨の世界」ドイツ、中国、日本などで毎年開催(2003~)
「祥洲/幽玄なる白黒の美」黒龍江省美術館企画個展(中国/2003)
「祥洲の書と辻が花」京都、福岡、富山、東京展など多数(2003~)
「墨アート未来展」奈良市などが後援(奈良市美術館/2006)
その他、ドイツ国営放送「書道」、フランスにてTV放映など


全文提供:MAKII MASARU FINE ARTS
会期:March 23-March 31,2012
時間:11:00 - 19:00(final day - 17:00, Friday - 20:00)
会場:MAKII MASARU FINE ARTS
Last Updated on March 23 2013
 

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