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Alan Van Every:Theory of Everything
展覧会
執筆: カロンズネット編集3   
公開日: 2013年 1月 21日

Telemicroscope Of Love

ヒロマート・ギャラリーでは、現在、ニューヨークからバンコク(タイ)に拠点を移して活動しているアーティスト Alan Van Every(アラン・ファン・エブリィ)の新作ペインティング展「Theory of Everything」(万物の理論)を開催いたします。弊廊では初めてのAlan Van Everyの作品発表となり、また今展は日本での初個展となります。

Alan Van Everyは、グリッターなどの反射素材とインク、ペイントやマーカーなどを併用する抽象画家として知られています。彼の新シリーズでは、ココナツなどの天然物も使っています。 今展「Theory of Everything」に向けて制作されたVan Everyの新作ペインティングを発表いたします。

[作家コメント]
私たちのまわりにある思案や強迫観念となることの絵画や造形作品を創作する。抽象芸術とはいえ、それらはそのあらゆるものを反響することを主旨としている。見る人に詩的な解釈をして欲しい。私にとって興味深いサブジェクトではあるが、個々の作品を見て何を思うか見る人に委ねたい。作品の多くは、上空から、または配向性の景観を持つ。作品から推論できるように、私の興味は量子物理学(ほんの少しだけ)、天体物理学(ものすごく)、そしてセクシュアリティである。この作品で私は、これらの事柄に引き寄せられている。なぜなら人間として私たちは物事を理解しようと奮闘し、興味を通して想像力で探るのである。とても人間主義的な思考方法である。
造形作品では、廃棄されるココナツの殻や竹ばしなどの天然素材やオブジェクトを再利用している。また、自分のまわりのカルチャーやここタイでの海外生活をしている自己の人生からインスピレーションを得ている。

[作家プロフィール]
Alan Van Every (アラン・ファン・エブリィ)
ニューヨーク州バッファロー生まれ。ニューヨーク州立大学バッファロー校(SUNY)でBFA(美術学士)取得、1984年に卒業。
1991年に芸術家のKatrin Juratiとともに非営利スペース「Big Orbit Gallery」を立ち上げた。このスペースは、いまでも存在している。バッファロー滞在中は、Albright-Knox、Burchfield Penney Art Center、David Anderson Gallery、Hallwalls Contemporary Arts Centerでの展覧会に参加した。
1994年にニューヨーク市内の「バワリー街」へ移り、Deep Space Galleryで1996年、Ahra Lerr Galleryで1998年に個展が開かれ、他の場所での展覧会にも参加した。ニューヨーク市内での12年の生活の後、変化を受け入れる準備ができ、韓国の国立現代美術館が管理するチャンドンにあるThe National Art Studioでのアーティスト・イン・レジデンスに招聘され韓国のソウルへ移った。2008年にタイへ移り、現在はバンコクに滞在している。

<オープニング・レセプション> 2月6日(水) 6-8 pm


全文提供:hiromart gallery tokyo
会期:2013年2月6日(火)~2013年3月10日(日)
時間:13:00 - 19:00
休日:月・火
会場:hiromart gallery tokyo
最終更新 2013年 2月 06日
 

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