色のついたシャボン玉を部屋に発生させたり、大量のビー玉を床に転がしたりと明楽は色を置くこと、与えることで作品を成立させています。 farbraum(色の部屋)と題された今回の個展では、過去の平面作品に加え、蛍光灯を用いた新作のインスタレーションなどヴァイスラムの三つの空間を活かした展示により、明楽の新たな色の捉え方をうかがうことができるでしょう。