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照屋勇賢:Cut n' Dry
展覧会
執筆: カロンズネット編集3   
公開日: 2012年 12月 28日

照屋勇賢、告知-森:マディソンアベニュー、NYC (マクドナルド袋6 つセット)、2011、紙袋、糊
© Yuken Teruya Studio

12 月 2 日(日)より、三宿の CAPSULE および SUNDAY にて、照屋勇賢の個展を 2 期に分けて開催いたします。 前期では、使い捨てされる紙袋の片面に木の枝や葉の形を切り出すことにより材料となる木の存在を示唆するNotice-Forest シリーズの作品を、後期では沖縄の伝統的な染色技法を用いて沖縄の抱える問題を提示する紅型作品を中心に展示いたします。 同時開催される Maki Fine Arts での個展では、プライベートコレクションを中心に未発表作品も展示いたします。 ぜひ合わせてご高覧ください。

[作家プロフィール]
照屋勇賢(てるや ゆうけん)

1973 年沖縄生まれ、ニューヨーク在住。1996 年に多摩川美術大学絵画科卒業、2001 年ニューヨークのスクール・オブ・ヴィジュアルアーツ修士課程修了。世界各地の展覧会に参加し、国内外で評価されている。2002 年、オールドリッチ現代美術館にて新人賞受賞。2005 年に、「Greater New York 2005」(MoMA PS1、ニューヨーク)、「横浜トリエンナーレ」等で注目を集め、国内外の美術館に収蔵される。主な展覧会に「アジア・パシフィック・トリエンナーレ」(2006、クィーンズランド・アート・ギャラリー、クィーンズランド)、「Shapes of Space」(2007、グッゲンハイム美術館、ニューヨーク)、「愛についての 100 の物語」(2009、金沢 21 世紀現代美術館、石川)、個展「ひいおばあさんは USA」(2010、上野の森美術館、東京)、「六本木クロッシング」(2010、森美術館、東京)、「時を超えた繋がり:日本のアーティストとアメリカ」(2010、アメリカ大使公邸、東京)、個展「Journey」(2011、Shoshana Wayne Gallery、カルフォルニア)、第4回モスクワ・ビエンナーレ(2011、モスクワ)、第 18 回シドニー・ビエンナーレ(2012、シドニー)。

【AIT at SUNDAY 「照屋勇賢のあたまの中:ギャラリートークとディナー」】
日時:2013年1月13日(日)17:00-19:30 ※17:00よりトーク、18:00よりディナー
*要事前予約、定員20名


全文提供:CAPSULE
会期:2012年12月2日(日)~2013年2月10日(日)
時間:12:00-19:00、土日のみ営業
会場:CAPSULE
最終更新 2012年 12月 02日
 

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