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詩情の風景 大正・昭和の木版画家 川瀬巴水 展
展覧会
執筆: カロンズネット編集3   
公開日: 2012年 12月 27日

川瀬巴水 東京二十景『芝増上寺』1925(大正14)年 制作

江戸期の浮世絵から学んだ大正,昭和の木版画から詩情あふれる日本の 風土の四季と、この時代の懐かしい人々の佇まいをご高覧下さい。

川瀬巴水(かわせ はすい)は明治16(1883)年 東京日本橋生まれ、日本画の鏑木清方に学びました。 大正7年、版元・渡邊庄三郎のもとで木版画の制作を初め昭和32(1957)年歿する迄 主に風景木版画を制作してきました。  歌川広重の再来といわれ、日本全国を旅し、詩情あふれる風景画600点余を生涯かけて 描き続けた川瀬巴水。世界各地のオークションでは北斎、広重と並び巴水は、浮世絵の 3Hとして高く評価されています。巴水の風景画は日本の風土と時代の空気を色濃く伝えています。 このたびは巴水の版元、三代目渡邉章一郎氏(なんでも鑑定団に出演)選定による得難い 初期摺りと後摺りで合計80点を展示販売します。

後摺りとは、オリジナルの版木が全て揃った作品に限り、版元の監修のもとに熟練の 摺師が当時と同じ技法で摺り上げたものをさします。


全文提供:ワイアートギャラリー
会期:2012年12月27日(木)~2012年12月31日(月)
時間:10:00 - 20:00
会場:ワイアートギャラリー
最終更新 2012年 12月 27日
 

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