Yuki Okawa |
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Published: December 20 2012 |
TENGAI ギャラリーの第五弾は、初個展となる大川友希をご紹介します。大川は愛知の美大を今年卒業し、卒業制作では優秀賞を受賞。現在 25 歳で中学校の美術教師を始めたばかりの新人ですが、これまで一貫して古布や古着を素材とした作品を制作して来ました。今展では、色鮮やかな古布や着物を幾重も組み合わせて制作した祭りの神輿を模した作品を展示。布特有の温かみのある触感に変換された神輿は、作家独自の言語に置き換えられた存在として成立しています。一方で、その華美な色彩は過剰なまでに強調され、等身大というスケール感も加わって、神が憑依する寄り代にふさわしい力強さを示しています。大川作品はその根底において日本の華やかで祝祭的な美意識を呼び起こすことに成功しており、それは天明屋尚が提唱する BASARA の水脈ともつながって来ます。 [作家プロフィール] オープニング・レセプション:1/17(木)18:00ー20:00 全文提供:TENGAI GALERY 会期:20131.17~2013.2.14 時間:11:00 - 19:00 Closed on Sundays, Mondays & National Holidays 会場:TENGAI GALERY |
Last Updated on January 17 2013 |