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没後70年 建畠大夢
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Published: December 06 2012
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建畠大夢《おゆのつかれ》1913年(1970年鋳造)ブロンズ

本年没後70年を迎えた建畠大夢(たてはた・たいむ/1880-1942)は、和歌山県有田郡城山村(現在の有田川町)に生まれました。京都市立美術工芸学校から東京美術学校彫刻選科に進みますが、美校在学中の1908(明治41)年に開かれた第2回文展に初入選し、文部省買上となって、華々しくデビューします。のちには帝展などで審査員をつとめ、また母校の教授として後進を指導し、朝倉文夫、北村西望とともに戦前戦中期の彫刻界で重きをなしました。この特集展示では当館所蔵品によりまして、その造形の豊かさをご覧いただきます。  また同じ会場で、大夢の長男であり抽象彫刻のパイオニアとして知られる建畠覚造をはじめとする、戦後に活躍した彫刻家の作品をあわせて紹介します。大夢の果たした役割をあらためて考える機会にしたいと思います。

出品作家および点数(予定)
建畠大夢 彫刻 14点
建畠覚造(1919-2006)、豊福知徳(1925- )、山口牧生(1927-2001)、保田春彦(1930- )、江口週(1932- )、鈴木久雄(1946- )、奈良美智(1959- )各作家の彫刻およびデッサン 2~5点ずつ 総点数 35点程度


全文提供:和歌山県立近代美術館
会期:2012年12月4日(火)~2013年2月24日(日)
時間:9:30 - 17:00(入場 - 16:30)
休日:月曜日(12月24日、1月14日、2月11日は開館し、翌火曜日休館) 、年末年始(12月29日〜1月3日)
会場:和歌山県立近代美術館
Last Updated on December 04 2012
 

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