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ライアン・ガンダー+ジョナサン・モンク:They came out of nowhere” he said, pointing to nowhere
展覧会
執筆: カロンズネット編集3   
公開日: 2012年 12月 04日

Ryan Gander
Tell my mother not to worry (ii), 2012
(C) Ryan Gander; Courtesy Lisson Gallery, London and TARO NASU, Tokyo Photo: Ken Adlard

Jonathan Monk
One Hundred and One Alternatives to Red, 2012
(C) Jonathan Monk; Courtesy TARO NASU, Tokyo

12月の TARO NASU はライアン・ガンダーとジョナサン・モンクの二人展を開催いたします。

イギリスに生まれたガンダーとモンクは、世代は異なりながらも、ともにコンセプチュアル・アートの第一線で活躍してきました。彼らの作 品は近現代の美術史のコンテクストを積極的に取り入れながら、イギリス人らしい独特のドライなユーモアをたたえています。 今回が日本で初めての展覧会となるモンクの新作と、ガンダーの新作にて構成される本展覧会をご高覧いただければ幸いです。

[作家プロフィール]
ジョナサン・モンク
1969 年イギリス、レスター生まれ。現在はベルリンにて制作活動。
1988 年 レスター・ポリテクニック(現デュ・モントフォート大学)卒業、1991 年グラスゴー美術大学卒業。
近年 Casey Kaplan(ニューヨーク)、Yvon Lambert(パリ)などで個展を開催。

ライアン・ガンダー
1976 年イギリス、チェスター生まれ。現在はロンドンにて制作活動。
ガンダーは新しい時代のコンセプチュアル・アートの旗手として、イギリス国内のみならず世界のアートシーンで注目を集めてきました。 今年開催された「ドクメンタ(13)」では、メイン会場の一つであったフリデチアヌム美術館一階のメイン展示室にて、何も展示されていない 展示室のなかを吹き抜ける「風」 を作品としたインスタレーションを発表し、大きな話題となりました。
ガンダーの作品は純粋芸術としてのアートと、デザイン、建築、ポップカルチャー等が織りなす重層的なタペストリーのような構造をもち ながら、世界を読み解くための「考えるための装置」として、いつしか見る人を普遍的かつ抽象的な思考の冒険に誘い込んでいきます。

全文提供:TARO NASU


会期:2012年12月1日(土)~2012年12月27日(木)
時間:11:00-19:00
休日:日・月・祝
会場:TARO NASU

最終更新 2012年 12月 01日
 

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