この度、Black bird White birdギャラリーでは、 川瀬知代 個展「紫蘇めいてます」を開催する運びとなりました。

川瀬は、毎回、会場を見てから、全体的な展示構成をするのですが、 いわゆるホワイトキューブではなく、 古い蔵のような民家を改装した当ギャラリーの空間を楽しみながら展示したいと言います。

今回のタイトル「紫蘇めいてます」について聞いてみると、

「草みたいな気分。
その中でも、まるで紫蘇みたいな気持ち。
紫蘇って。
言ってみて‘しそ’
その響きも良い。つぶやきのよう。
紫蘇、草のように生い茂るけれど、深い緑と紫はとても美しく、香り良く、風味もいい。
草よりも少しおつな大人ってところでしょうか。
そんな気持ちで秋のセンチメンタルに浸ってみたり。
紫蘇めいてます。
紫蘇ジュースのショッキングピンクは、よく使う私のインクと同じ色」 

川瀬の描く世界は、草や木、花や山などが描かれています。 いずれも写実的ではなく、彼女のイメージなのですが それらは、きっと、彼女が生まれ育った山奥の故郷が、心に染み着いているからだろうと言っています。

今回の展示は「新しい事を新しい気持ちで楽しみたい。 まとめて整理した物を見てもらうという展示ではなく、 どちらかというと、実験的な展示にしたい」と意欲を見せる、 川瀬知代の個展「紫蘇めいてます」へ、ぜひみなさま、お越しください。

また期間中は、初日10/31、11/4、11/10、11/11の日程で在廊する予定です。

［作家プロフィール］
川瀬知代　Kawase tomoyo

三重生まれ。大阪生活を経て現在東京在住。
絵描き／イラストレーター／アーティスト
ドローイングや切絵を中心に制作発表しています。
イラストレーション、インスタレーション、コラボレーションなど。

＜近年の活動＞
個展
「一葉」個展（iTohen/大阪）（2009）
「一葉」巡回展（prinz/京都）（2009）

グループ展等
「川瀬知代 原画展 for MayMay」オヨヨ書林/金沢・VACANT/東京（2012）
「こころはさんかく」bulle de savonとのコラボレーション（2012）
「わたしのマチオモイ帖」 \\\"itsuka,\\\"（小坂逸雄×川瀬知代）出展　ミッドタウン/東京・MEBIC/大阪（2012）
「Magazine Library10」出展／代官山ヒルサイドテラス（2012）
「3331アンデパンダン・スカラシップ展」出展／3331 Arts Chiyoda（2012）
「3331アンデパンダン展」出展　松蔭浩之賞受賞　3331 Arts Chiyoda（2011）
「ニノジ」二人展　NO.12GALLERY（2011）
等

【EVENT INFORMATION】
★11月４日（日）　終日
作家在廊時、似顔絵を描きます。
１回1500円。飲み物付（コーヒー、紅茶、オリジナルドリンクよりひとつお選びいただけます）
限定40名。

★11月10日（土）　19:00～
「音楽のある夜話」
オリジナル紫蘇ドリンク＆フードと音楽を楽しむ夕べです。
入場無料、予約不要。