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Ryan McGinley:Animals
展覧会
執筆: カロンズネット編集3   
公開日: 2012年 8月 28日

Pyg Goat(Calla Green), 2012
©Ryan McGinley,Courtesy of the artist and Team Gallery, New York

Fawn(Fuchsia),2012

2000年、弱冠22歳にして自主企画の展覧会、自費出版した作品集が話題となり、その3年後にはホイットニー美術館で同館史上最年少で個展を開催したライアン・マッギンレー。今年2012年にはリッツォーリ社から写真集“Ryan McGinley: Whistle for the Wind”が出版されています。シルヴィア・ウォルフ(元ホイットニー美術館学芸員)は、「前の世代の若者文化を捉えた写真作品と違い、彼の作品は皮肉や退屈さ、そして不安を欠いている。彼自身やその被写体の生活は無邪気な明るさを手に入れているようだ。」と評しました。本展では最新シリーズ“Animals”を展示致します。動物と裸のモデルが引っ掻き合い、掴み合い、抱き合う行為には緊迫感と同時に柔らかさが存在します。また、清澄白河の小山登美夫ギャラリーにて9月1日~29日まで、彼のロードトリップのシリーズを展示する個展「Reach Out, I'm Right Here」を同時開催致します。是非あわせてご高覧下さい。

[作家プロフィール]
ライアン・マッギンレーは1977年、アメリカのニュージャージー州ラムジー生まれ。その作品はグッゲンハイム美術館、サンフランシスコ近代美術館、ヒューストン美術館、スミソニアン博物館・国立肖像画美術館(ワシントン)をはじめ様々な美術館に所蔵されています。これまでにホイットニー美術館、MoMA PS1(ニューヨーク) 、カスティーリャ・イ・レオン現代美術館(レオン、スペイン)、クンスト・ハレ・ウィーンなどで個展を開催。その他ニューヨーク、ロンドンやアムステルダムなどのギャラリーでも個展を開催しています。また、2009年に30代という若さで、Twin Palms Press社から代表作をまとめた写真集\"You and I\"を出版。2012年にはリッツォーリ社から"Ryan McGinley: Whistle for the Wind\"が出版され、クリス・クラウス(映画監督)やジョン・ケルシー(美術批評家)による寄稿、ガス・ヴァン・サント(映画監督、写真家、音楽家、作家)とのダイアローグが掲載されています。


全文提供:小山登美夫ギャラリー
会期:2012年8月31日(金)~2012年10月1日(月)
時間:11:00-20:00
休日:会期中無休
会場:渋谷ヒカリエ 8/COURT
最終更新 2012年 8月 31日
 

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