ブルームギャラリーでは、9月に石川圭花写真展「void」を開催いたします。 本展は、グループ展やポートフォリオ展などでこれまで何度か紹介してきた石川圭花の関西では初めての個展です。
皆様のご来廊お待ちしております。

［作家コメント］
『…しかし、人生が生きるに値しない、ということは誰でもが知っている。…』（カミュ「異邦人」）

自分の意思でこの世に生まれたのではなく、気がついた時にはこの世に居た。
生きてゆかなくてはならない理由は、私の中には無い。
理由があるとすれば、他人との関係の中にしか無い。

頭の中に生まれる感情をあるときは吐き出し、あるときは抱え込む。
それでも写真を撮り続ける。せめては自分が何者なのか知りたい。

石川圭花

［作家プロフィール］
石川圭花　Ishikawa Keika


1966年愛知県生まれ。1990年玉川大学農学部卒業後、2003年に渡部さとる氏主宰のワークショップ2Bを受講。

2009年からは白岡順氏主宰カロタイプワークショップ講評講座を受講。

2010年に銀座ニコンサロンにて個展「乾いた魚」 を開催。その他 グループ展多数。 フランス国立図書館に作品がコレクションされる。